主にiPhoneSE、AACの音源で使用しています。
Soundbuds SlimからSoundbuds Slim+へ、そこからさらにSoundcore Spiritへ乗り換えました。
Soundbuds Slim+からSoundcore Spiritになり、変わった点は、以下の通り。
・バッテリーのもちが1時間伸びた
・防水規格がIPX5からIPX7に
・AAC対応になった(今回はaptX対応ではない)
・付属ケースが両側から蓋を押して開けるタイプのスリムな布製ポーチに変わり、携帯性が上がった
・Bluetooth規格が4から5に変わり、データ転送速度・通信範囲が広がった
・全体の重さは変わらないが、Soundcore Spiritのほうがイヤホン部が重く、大きい
・断面の丸いケーブルから、平打ち麺(スパゲッティでいうリングイネのような楕円)ケーブルにかわった
・Slim+では全体的におさえた響きだったのが、Spiritになって迫力重視の音になり、低音が割れずにクリアに聞こえる。
・遮音性がさらにUP(街中で話しかけられても、肩を叩かれるまで全く気付かないぐらい)
Soundbuds Slimは音質がかなり悪くBluetoothイヤホンに失望しそうになったのですが、Soundbuds Slim+に変えたら、全体的に明瞭で無理な増幅がなく抑えめ、クリアな音質でありながら打楽器にはちゃんと立体感と迫力もあり、aptXではなくAAC対応機器で使っていながらも、充分満足のいくものでとても気に入り、頻繁に使用していました。
徒歩・バス・電車移動で聴くことが多く、遮音性もそこそこで立体感のある音を聴けたので、有線イヤホンや高価なイヤホンに比べたら音質は劣るかもしれないが、バッテリーのタフさや取り回しの良さも含め、普段使いとしては充分満足していました。
一方のSoundcore Spiritは、たんなるアップグレードなのかどうかよくわからないほど別物です。
イヤホン部が大きくなり、コードの柔らかさが若干損なわれ、操作部も角ばって少しもたつくように。
音質では特に重低音が強化されていますが、中音・高音は控え目で、むしろ遠く聞こえるほど。
暫くSpiritのみを持ち歩いて使用し、慣れたところでSlim+に戻ってみたところ、音が遠くぼやけて聞こえ、低音は割れてこそいないものの、ベースのリズムや音程がわからないぐらい抑えられているように感じました。
なので、SpiritはAAC対応になったことに加え、チューニングそのものも良くなっているのは確かなようです。
素直に「よくなった!乗り換える!」と言えないのは、Ankerの中で自分にとっての最上位互換がZolo Liberty+だからです。
値段が5倍違うので仕方ないにせよ、あのクリアな音質と比べると、Spiritは安価なイヤホンが頑張って迫力を出そうとチューニングに努力して、重低音の強化には成功したものの、ちょっと全体のバランスを欠いたような感じが否めません。
また、私は耳が小さいので、Soundbuds Slim+よりもイヤホン部が大きくなったことが地味に不便です。
音がクリアにきこえるポジションに落ち着ける事がなかなかできません。
願わくば、次のアップデートではSoundbuds Slim+のケーブル質感・装着感(イヤホン部の大きさ)をキープしたまま、音質を上げて欲しい。
なお、同じ値段帯の中国イヤホンなら、個体差にギャンブル性こそあるもののKZ ZSTをBluetooth対応ケーブルにリケーブルしたもののほうが音質はかなり良いです。
ただしAnkerのほうが耐久性は高く安心感があるので、扱いを気にせずガンガン使う目的だと、やっぱりAnkerに手が伸びます。
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